ウイルス対策ソフトの誤検知について

 

ウイルス対策ソフトの誤検知について

 

弊社ではプログラムの出荷前に複数のウイルス対策ソフトで誤検知の問題がないことを確認し、また、デジタル署名の付与により第三者による改ざんがないことを保証しております。

ただし、ウイルス対策ソフトのアップデート等による誤検知の発生を完全に排除することは難しいため、以下の誤検知回避方法を記載いたしますので、参考にしていただければ幸いです。

なお、記載させていただいた方法はあくまで一例であり、誤検知の解消を100%保障するものではないことをあらかじめご了承ください。また、ウイルス対策ソフトの設定の変更に関しましてはあくまでも自己責任においてご対処いただきますようお願いいたします。なんらかの不具合が発生しても弊社では責任を負いかねますので、ご理解の上ご対処の程、よろしくお願いいたします。

 

FAQ目次

①.ウイルス対策ソフトに誤検知されないようにする方法

②.ウイルス対策ソフトの除外設定をするタイミング

③.誤検知が発生した場合の現象

④.除外設定後に必要な処理

⑤.除外設定後に現象が改善しない場合

⑥.ウイルス対策ソフトの種類の確認方法

 

 

Q:ウイルス対策ソフトに誤検知されないようにする方法はありますか。

A:一般的に、システムのインストールフォルダをウイルス検知の対象外に設定(除外設定)する方法が有用です。

ご利用中のウイルス対策ソフトによっては、除外設定以外の設定変更が必要な場合もありますので、【ウイルス対策ソフト一覧】より手順をご確認ください。

 

Q:除外設定はどのタイミングで設定したら良いでしょうか。

A:新規インストールの場合はインストール完了の直後、システムを起動する前に設定してください。運用中の場合は、直ちに設定してください。

 

※バージョンアップインストールの場合は、従来のバージョンが除外設定無しで運用できていても新バージョンは誤検知されることがあります。バージョンアップ前に設定することをお勧めいたします。

 

Q:誤検知が発生した場合、どのような現象が起こりますか。

A:以下のようなことが起こる場合があります。

 

・メニューより呼び出したプログラムが起動せずエラーが出る、またはフリーズする。

・インストールに失敗する。

・プログラムの自動修復が起動する。

 

なお、前日まで除外設定をせずに正常に動作していたシステムが、ウイルス対策ソフトの更新等による誤検知が原因で急に動作しなくなる場合もあります。このような現象を未然に防ぎシステムを安定的に動作させるため、ご利用のウイルス対策ソフトに応じた除外設定をお願いいたします。

 

Q:除外設定をしましたが、あとは何をしたら良いですか。

A:誤検知によりプログラムの一部が「駆除」又は「隔離」されていないことをご確認ください。もし「駆除」または「隔離」されたプログラムがありましたら、復元(復旧)ではなく、システムの再インストールをお勧めいたします。

 

Q:手順書を参照して除外設定をしましたが、誤検知されている場合のような現象が改善されません。

A:ウイルス対策ソフトが複数導入されていないことをご確認ください。

複数のウイルス対策ソフトを導入されている場合、各々のウイルス対策ソフトで「駆除」又は「隔離」されていないことをご確認ください。「駆除」または「隔離」されたプログラムがありましたら、復元(復旧)ではなく、システムの再インストールをお勧めいたします。

なお、複数導入の場合は除外設定も各々に対して行う必要があり、各種プログラムの動作低下も懸念されますので、信頼できるウイルス対策ソフトをひとつだけ導入した環境下で運用することをお勧めいたします。

※特に、パソコンを購入された際に最初からインストールされているウイルス対策ソフトが有効期限切れでインストールされたままになっていないかをご確認ください。最初からインストールされているウイルス対策ソフトがありましたら、必要に応じてアンインストールを行ってください。

 

Q:パソコンにインストールされているウイルス対策ソフトの種類はどのように確認出来ますか。

A:通知領域やスタートメニューのプログラム名などでご確認ください。

 

次項以降で下図のウイルス対策ソフトにおける除外設定の手順をご紹介いたしますので、ご参照いただければ幸いです。

販売元 製品別手順書
トレンドマイクロ ウイルスバスタークラウド
ウイルスバスタービジネスセキュリティ
Microsoft Windowsセキュリティセンター(Windows Defender)
ノートン
(シマンテック)
ノートンセキュリティ
ノートン360

 

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