分からないことや難しいことに直面した際、まずは自身で解決方法を探ってみて、それでも対応できない時に周囲に助けてもらうことです。まず自身で考えることで、成長速度に大きく違いが出てきます。
分からないことや難しいことに直面した際、まずは自身で解決方法を探ってみて、それでも対応できない時に周囲に助けてもらうことです。まず自身で考えることで、成長速度に大きく違いが出てきます。
私はINX入社15年目の39才です。現在は協業先の某大手ITベンダーの開発部門に所属し、地方自治体(都道府県クラス)向け積算システムの新規導入における設計チームや運用保守チームのリーダーを務めています。INX入社前は携帯電話の販売員をやっていました。
INXに入社したことです。入社前はPCのコピー&ペーストのショートカットも知らないレベルで携帯電話をひたすら売り続けていました。一念発起し、輸出入業に携わろうと転職活動を開始しましたが、中々好ましい結果はえられず...転職エージェントの「IT業界ならプログラミングだから語学の勉強にもなる」との謎理論(今考えると大分横暴!)でIT業界に身を置くことになりました。
入社後は業務知識をつけながら、お客様の満足度と自社売上の向上を目標に、パッケージシステムの改良等の業務に携わることとなりました。
本当に何も知らない状態だったため、漠然と「よし頑張ろう!」と考えていたように思います。今まで知らなかったことがだんだんと身になって、それが仕事となっていくことを楽しむことができました。
当時はまだ若かったこともあり、不安に感じることはあまりありませんでした。未経験者だからこその強みと言いますか、開き直りと言いますか...知らないのだから仕様がない、とにかく見て聞いて経験して学ぶべし!と勢いで働いていたように感じます。
確かにIT業界やINX社主要業務である「積算」には独特の表現が多々存在し、その場では意味を正しく捉えられないことを多く経験しました。しかしながら、瞬時に100%を理解しなければならない場面はほとんどなく、分からないことがなんなのかを正しく把握しておけば後で解決できると経験してからは混乱することがなくなりました。
自身が中心で携わったプロジェクトを無事やり遂げる経験を積み重ねることで徐々に自信がついていくものと考えます。一度成果を出すことができれば、その先もやっていけると思います。
「開発」の視点ではありませんが、「土木工事積算基準マニュアル」はタメになりました。開発PJを成功に導くためには業務知識が高いこともひとつのキーとなりますが、積算業務の知識をつけるための有用な解説本と認識しています。また、一人で解決できないことは先輩、上司、協業者、はたまたお客様の力を借りてクリアできる環境です。
開発PJと聞くと、高い専門性や技術、知識を持ったプロフェッショナルによって成功に導かれているようなイメージがありましたが、実際によい結果が出るPJはもっと人間臭いものでした。当然ながら技術や知識は必要なものですが、もっとも重要なのはチームの人間性であると感じています。
2点あります。1点目は、分からないことや難しいことに直面した際、まずは自身で解決方法を探ってみて、それでも対応できない時に周囲に助けてもらうことです。まず自身で考えることで、成長速度に大きく違いが出てきます。2点目は、物事をポジティブに捉えなおす癖をつけることです。歪なこだわりや、どうせ○○だから、まぁいっかを繰り返すと、いつしか自分の心が病気になります。
どんな仕事も人間力!
データの作成誤りや失注、議論不足によりお客様の要求を満たせない等、失敗と呼べるものは枚挙に暇がないです。たとえそれが全力を挙げてやり切った仕事でも、往々にして何がしかの失点はつきものと思います。都度々々仕組みや捉え方、進め方をブラッシュアップしていくことで、次に似たような失敗を起こさないよう意識しています。
とても地味でコツコツ...でも、最終的に目に見える成果が出やすいため、達成感は感じやすい仕事です。
間違いなくなります。今、現場で最も必要とされている人材は、総合力を持って判断・推進していける旗振り役です。もちろん、すでに専門知識や技術があることが無駄とは考えませんが、何も知らないからこその可能性と柔軟性は大きな強みです。